39歳の若さで大抜擢! 英雄シェフチェンコがEURO惨敗のウクライナ代表監督に電撃就任

EUROには代表コーチとして帯同 プロゴルファーの道は断念!?

 ACミランなどで活躍したFWアンドリー・シェフチェンコ氏が、ウクライナ代表監督に就任することが決まった。ウクライナサッカー連盟が発表した。

 シェフチェンコ氏は欧州選手権(EURO)フランス大会で、アシスタントコーチとしてチームに帯同していた。だが、ウクライナ代表は3戦全敗でよもやのグループステージ敗退となり、ミハイロ・フォメンコ監督が退任。祖国の英雄が、39歳の若さで代表チームを率いることになった。

 初陣は9月5日、2018年ロシア・ワールドカップ予選でEURO8強に進出したアイスランド代表との対戦となる。

 現役時代には「ウクライナの矢」と呼ばれたスーパースターで、ACミランの2002-03シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ優勝などタイトル獲得に貢献。2004年にはバロンドールに輝いた。代表通算111試合出場48得点を記録している。一時はプロゴルファーへの転向を試みたが、かつての名ストライカーは指導者としての道を歩むことになる。

 また、コーチングスタッフにはミランで暫定監督を務めたこともあるマウロ・タソッティ氏を引き抜く形で加えることも発表されている。これでミランからは、1990年代の黄金期を知るメンバーが一人残らずクラブを離れることになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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