「征服者の1人」 イニエスタ、神業連発の12年EUROに英再脚光「1日中見ることができる」

かつてスペイン代表で活躍をしたMFアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
かつてスペイン代表で活躍をしたMFアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】

パスやドリブルなど「信じられないほどのハイライト」として再注目

 J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、長年スペイン1部FCバルセロナとスペイン代表で輝かしい実績を残してきた。そんな中盤のマエストロが、特に目覚ましい活躍をしたのは欧州選手権(EURO)2012で、英メディアが「スペインのスターの信じられないほどのトーナメントのハイライト」と回顧している。

 イニエスタは2002年にバルセロナのトップチームでプロデビューを飾り、良質なプレーで瞬く間にチームの中心選手へ。バルセロナでは17年間で30以上のタイトルを獲得した。

 スペイン代表では2006年にデビューし、EURO2008では中心選手としてチームの44年ぶりの優勝に貢献。さらに、南アフリカ・ワールドカップ(W杯)スペイン史上初の優勝を果たし、EURO2012ではイタリアとの決勝を含む3試合でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せ、2大会連続3回目の優勝に導いた。

 英メディア「GIVE ME SPORT」が「スペインのスターの信じられないほどのトーナメントのハイライト」と見出しを打ち、EURO2012での活躍に再注目。「イニエスタはペップ・バルサの重要な1人であり、スペインが世界の王朝を容赦なく切り開いた時、彼は征服者の1人だった」と、世界の中心選手だったと取り上げている。

「イニエスタはティキタカサッカーの具現化であり、常に見ているのが楽しい選手。EURO2012では別次元のレベルにあり、誰も止めることができなかった。これは私たちが一日中見ることができるハイライト動画である」

 また記事では、最後に「彼の残りプレー日数は数えられるほどかもしれないが、信じられないほどの遺産は、世界中のサッカーを愛する人々の記憶の中で長く生き続けるであろう」とイニエスタのこれまでの功績を称賛している。

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