アルテタ監督、補強実質ゼロも冨安ら“ヤング・アーセナル”を信頼 「トップ4入りに自信がある」

アーセナルのミケル・アルテタ監督【写真:AP】
アーセナルのミケル・アルテタ監督【写真:AP】

オーバメヤンら戦力が数多く抜けたなかで、新戦力は実質ゼロ

 日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは現在プレミアリーグ6位につけており、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位フィニッシュが現実的な目標となる。今冬の移籍市場では元キャプテンのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンらが退団した一方で、噂されたターゲットの補強は実現しなかったが、ミケル・アルテタ監督は若手を中心としたチームでのトップ4入りに自信を持っているという。英地元メディア「フットボール・ロンドン」が指揮官のコメントを伝えている。

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 アーセナルは規律違反でキャプテン剥奪となったオーバメヤンが指揮官の戦力外となったことを受け、冬の移籍マーケットではストライカーの補強が噂され、セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(フィオレンティーナ→ユベントス)やスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(レアル・ソシエダ)といったタレントが候補に上がった。

 また、中盤や冨安の怪我の影響から右サイドバック(SB)の補強の必要性も浮かび上がっていたが、実際に獲得にこぎつけたのは米MLS(メジャーリーグサッカー)コロラド・ラピッズでプレーする23歳のアメリカ代表DFオーストン・トラスティのみ(今季は期限付き移籍でコロラド・ラピッズに残留)に終わった。

 新戦力が実質ゼロの一方で、オーバメヤンは契約解除してスペイン1部FCバルセロナへ。ユーティリティーなMFエインズリー・メイトランド=ナイルズ(→ASローマ)をはじめ、DFパブロ・マリ(→ウディネーゼ)、FWフォラリン・バログン(→ミドルズブラ)が期限付き移籍で、DFカラム・チャンバース(→アストン・ビラ)は完全移籍でチームを去った。

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