元日本代表DFが推奨、サウジ戦のスタメンは? 「長友を代えないなら南野より久保」

【画像:Football ZONE web】
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【栗原勇蔵の目】CBは谷口と板倉を継続起用 安定感のある中盤トリオも不可欠

 日本代表(FIFAランク26位)は2月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第8節でサウジアラビア(同51位)と対戦する。キャプテンのDF吉田麻也(サンプドリア)、DF冨安健洋(アーセナル)と守備の要2人を怪我で欠くなか、1月27日の第7節中国戦には2-0で勝利。森保一監督はサウジアラビア戦にどのようなメンバーを送り込むのか。W杯アジア最終予選への出場経験も持つ元日本代表DF栗原勇蔵氏に予想布陣を訊いた。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

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 日本はW杯アジア最終予選7試合を終えて、5勝2敗の勝ち点15。3位オーストラリア(4勝2分1敗)が勝ち点1差で迫っており、予断を許さない状況が続く。

 今回ホームに迎え撃つのは、日本に勝ち点4差をつけて首位に立つサウジアラビア(6勝1分)。昨年10月にアウェーで対戦した際には0-1で敗れており、日本にとってはリベンジマッチとなる。

 森保監督は守備の要である吉田と冨安を欠いた中国戦で、昨年中盤から移行した4-3-3システムを継続採用し、センターバック(CB)にはDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)とDF板倉滉(シャルケ)と起用した。“代役”の2人は、相手が力の差がある中国だったとはいえ安定したプレーを披露。栗原氏は、サウジアラビア戦においても「怪我とか不測の事態がない限りセンターバックは変わらない」と予想する。

 また、アンカーにMF遠藤航(シュツットガルト)、インサイドハーフにMF田中碧(デュッセルドルフ)、MF守田英正(サンタ・クララ)とボランチ3枚を配置した中盤は、中国戦だけでなく、ゲームで主導権を握るうえで重要な役割を担っている。強豪サウジアラビアとの対戦では、この中盤トリオと、攻撃の切り札であるMF伊東純也(ヘンク)は代えられないと栗原氏は語る。

「4-3-3システムで、中盤の安定感は抜群です。遠藤、守田、田中碧の3人はバランスがいいし、機動力もあって、間違いなく機能している。中盤をどちらが制するかがサウジ戦のポイントの1つで、そこでイニシアチブを握ることができれば日本が勝利に近づくでしょう。(中国戦でゴールも決めた)右の伊東も今は変えられないですね」

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