真のドリブラーは「相手の守りを破壊する」 セルジオ越後氏が三笘に助言した“目指すべき先輩”は?

日本代表MF三笘薫【写真:ⓒJFA】
日本代表MF三笘薫【写真:ⓒJFA】

YouTubeチャンネル「蹴球越後屋」で日本代表MF三笘薫に期待

 サッカー解説者のセルジオ越後氏が、自身のYouTubeチャンネル「セルジオ越後チャンネル『蹴球越後屋』」を更新。ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズの日本代表MF三笘薫に触れ、目指すべき先輩ドリブラーを指南している。

「セルジオ越後チャンネル『蹴球越後屋』」の最新回では、希代のドリブラーである三笘について特集。「三笘は世界基準になれる! セルジオが助言する覚醒へのヒント」と題し、ドリブラーの条件や参考にすべき選手について触れている。

 川崎フロンターレで活躍し、ベルギーリーグに羽ばたいた三笘は、昨年11月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節オマーン戦(1-0)で後半開始から途中出場し、A代表デビュー戦でMF伊東純也(ヘンク)の決勝ゴールをお膳立てした。

 怪我もあって今回の招集は見送られたが、セルジオ越後氏は三笘が世界で活躍するためにも日本代表でレギュラーに定着することを求めた。

「パスサッカーじゃない時代に日本にもドリブラーはいた。だんだんサッカーが変わってコンパクトになって、ドリブラーがいなくなってきた。そのなかで、すごく三笘が目立つ。本当のドリブラーはたまに活躍するんじゃない。相手の守りを破壊する」

 セルジオ越後氏が参考例に挙げたのが、鹿島アントラーズで長年10番として活躍した元日本代表MF本山雅志(クランタン・ユナイテッドFC)だ。

「本山を超えてほしい。本山が三笘と同じ左のポジション。半端じゃなかった。三笘に(本山のビデオを)見てほしい」

 三笘がドリブラーとして、選手として一皮むけた時、今以上に日本サッカーの未来を担うキーマンとなるだろう。

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