森保ジャパン、中国戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 合格点わずか2人、“最低評価”の3人は?

久保は随所で持ち味を発揮【写真:高橋 学】
久保は随所で持ち味を発揮【写真:高橋 学】

連係が不十分だった南野、久保は随所で持ち味を発揮

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■遠藤 航(シュツットガルト)=★★★★☆(→後半28分OUT)
 球際での強さはもちろん、セカンドボールへ瞬時に反応し、すぐさま前線へパスを供給する働きも光った。吉田に代わってキャプテンマークを巻いたなか、中盤の要として欠かせぬ存在であることを改めて示す。

■田中 碧(デュッセルドルフ)=★★★☆☆
 中盤からのビルドアップ時には、長短織り交ぜたパス捌きで攻撃を構築。前線への鋭い楔(くさび)のパスや正確なロングフィードなど随所に光るものを見せていただけに、得点に直結できなかったのが悔やまれた。

■南野拓実(リバプール)=★★☆☆☆(→後半40分OUT)
 前半からチャンスがありながら決め手を欠いた印象。連係は不十分でボールを受けても、次にどのようなプレーをすべきか、迷いながらプレーしているようにも映った。

■伊東純也(ヘンク)=★★★★☆(→後半40分OUT)
 右サイドからの果敢な仕掛けでチャンスメイク。ドンピシャヘッドでの追加点はもちろんのこと、スペースに顔を出し上手くパスを呼び込むなど、誰よりも危険な存在であり続けた働きぶりは特筆に値する。

■守田英正(サンタ・クララ)=★★★☆☆
 中盤を幅広くカバーしつつゴール前にも積極的に顔を出し、アイデアが光ったヒールパスで南野の決定機も演出。攻守にバランスよくタスクを遂行した。

■久保建英(マジョルカ)=★★★☆☆(←後半28分IN)
 得点には絡めなかったものの、狭い局面で持ち味を発揮。ドリブルでペナルティーエリア左へ持ち込みシュート性のクロスで沸かせた後半44分のプレーなど、随所に“らしさ”を感じさせた。

■原口元気(ウニオン・ベルリン)=評価なし※出場時間短いため(←後半40分IN)
 出場時間が短く、インパクトを残せないままタイムアップ。自身と交代した南野がそこまで機能していなかっただけに、もう少し早いタイミングでチャンスを与えてあげるべきだった。

■堂安 律(PSVアイントフォーヘン)=評価なし※出場時間短いため(←後半40分IN)
 5分少々の出場時間だったが、自らボールを運びシュートを放つ場面も。右サイドのライバル・伊東が好調ななかで、自身の戦力的価値をどうアピールするかが、今後のカギになりそうだ。

(出場なし)
柴崎 岳(レガネス)

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