日本代表FW浅野拓磨、ボーフム加入後初得点&4年ぶり“ブンデス弾”に喜び「誇りに思う」
今シーズンから加入、背番号10を与えられている浅野がケルン戦で同点ゴール
ドイツ1部リーグのボーフムは、現地時間1月22日のリーグ戦20節でケルンと対戦し、途中出場した日本代表FW浅野拓磨が今シーズン初ゴールを決め、2-2で引き分けた。今シーズン、公式戦出場17試合目で初ゴールを挙げた浅野のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。
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シュツットガルトに所属していた2018-19シーズン以来のブンデスリーガ挑戦となった浅野だったが、今シーズンはクラブから背番号10を託され、ここまで公式戦16試合で得点はなかった。
ベンチスタートとなったケルン戦では、1-2とビハインドの後半20分から途中出場をすると、その5分後にロングスローの流れから右足で同点ゴール。その後、スコアは動かず、試合は2-2で終了した。浅野の今シーズン初のゴールでボーフムは勝ち点1を挙げている。
ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の中国戦、オーストラリア戦を戦う日本代表にも招集されている浅野は、「僕たちにとって、とても重要な試合だった。勝利したかったけれども、勝ち点1を取れたことは良かった」と追い付いたことを喜び、自身のゴールについても「ボーフムでのブンデスリーガ初ゴールを決めることができたことを誇りに思う」と噛み締めた。
シュツットガルト時代以来、4年ぶりとなるブンデスリーガを挙げた浅野だが、「もっと効率を良くしないといけない。僕たちは多くのチャンスを作ることができたのだから、もっと決めなければいけない」と課題を口にした。
森保一監督の率いる日本代表にとっても、浅野がシーズン初ゴールを決めて合流するのは、明るいニュースとなる。2021年はピッチ内外で難しい時間を過ごしたスピードスターが、昨季途中まで所属していたパルチザンで見せていた得点力を取り戻せるか、期待が懸かる。