浦和が新体制発表、目標は「J1優勝」 新戦力の補強示唆…西野TD「まだ完成してない」

浦和が今季の背番号や新体制の発表【写真:ⒸURAWA REDS】
浦和が今季の背番号や新体制の発表【写真:ⒸURAWA REDS】

今季の背番号や新体制の発表、新加入選手会見を実施

 浦和レッズは1月12日に今季の背番号や新体制の発表、新加入選手会見を実施。下部組織からの昇格含め13人の新加入選手となったなかで、西野努テクニカル・ダイレクター(TD)は「まだ完成したとは思っていない。最後のピースはまだ活動中という状況」と、さらなる動きがあると示唆した。

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 浦和は昨季限りで元日本代表MF阿部勇樹が現役を引退。その阿部はユースチームのコーチに就任することが発表されたが、ほかにも同DF槙野智章(→ヴィッセル神戸)や同DF宇賀神友弥(→FC岐阜)、同DF山中亮輔(→セレッソ大阪)といった選手たちに加え、同FW興梠慎三は北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍。さらに、この会見を前に同DF西大伍の退団も発表されていた。

 一方で、リカルド・ロドリゲス監督の古巣でもある徳島ヴォルティスからMF岩尾憲を獲得したほか、野心あふれる20代の選手を多く獲得した。浦和ユース出身で横浜FCから加入のMF松尾佑介や、水戸ホーリーホックから加入のMF松崎快といったサイドハーフ、最終ラインには鹿島アントラーズからDF犬飼智也を獲得し、さらにサガン鳥栖からDF大畑歩夢、FC琉球からはDF知念哲矢と伸びしろの期待できる選手も獲得。ほかにも大卒、高卒のルーキーも獲得した。

 また、チェコの名門スパルタ・プラハからはスウェーデン代表3試合出場のMFダヴィド・モーベルグを獲得。入国のメドは「正直、まだ見えていない。Jリーグ、日本サッカー協会が努力して働きかけてくれているので待つしかない」と話す西野TDだが、「メディカルチェックはオランダで今日、明日で終わる予定。自主トレは彼が過去に所属したクラブでできるように手配している。選手、クラブともに万全を期して待っている状態」とした。

 こうした動きのコンセプトを西野TDは「3年計画を打ち出しての3年目。今年は結実の年として結果を出す。目標はJ1優勝。参加する大会すべてに優勝と勝利を目指すのは前提として、もし優先順位をつけるならリーグ戦の優勝を一番上に持っていきたい。来年以降も勝ち続けるチーム作りを念頭に置いていく」と説明。そのうえで「世代交代ではなく、既存の経験値ある選手たちと新加入選手の戦力の融合」をキーワードにした。

「入れ替えることが目的ではなく、勝つため。数々のタイトルを取ってきた選手たちの経験値やスタッフの経験値、クラブの経験値も大事だが、そこに甘えてそれ以上の上昇がないなら、新しい血を入れて融合させていかなければいけないという形での3年計画。レッズの顔となる選手、リーダーシップ、戦力は大丈夫なのかという声もあるが、それをカバーできる新戦力を紹介できたと思う。今まで頼っていたところだけでは常勝クラブになれない。不安があるからこそ頑張れる。不安の声を成長につなげるマネジメント、編成をしてきているし、していきたい」

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