マンUでキャリアの岐路に立つヤヌザイ モウリーニョ監督の構想外なら完全移籍での放出直訴へ

ドルトムントから半年で帰還後も、信頼をつかめず沈黙

 マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイが、ファーストチームで出番がなければジョゼ・モウリーニョ新監督に対し、完全移籍を直訴することになると、英地元紙「サン」が報じた。

 2013年にデイビッド・モイーズ元監督の下でユナイテッドデビューを果たし、瞬く間にスターダムにのし上がったヤヌザイだったが、ルイス・ファン・ハール前監督の下では出番が少なく、昨夏はドルトムントに期限付き移籍した。しかし、ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督からも信頼を得られず、今年1月にわずか半年でユナイテッドに急きょ出戻りを果たしていた。

 復活が待たれるヤヌザイだが、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチやアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンら大型補強の煽りを受けて、自らの立場が危うくなることを危惧している。構想外ということであれば、ヤヌザイは期限付きではなく完全移籍でクラブを離れることを望んでいるという。

 

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