南野の劇的同点弾から逆転負け、レスターOBのリネカー氏が悲嘆投稿「時々、大嫌いに」

リバプールがレスターにPK戦の末に勝利【写真:Getty Images】
リバプールがレスターにPK戦の末に勝利【写真:Getty Images】

一時は2点リードしたリバプール戦、PK戦の末に落とし、リネカー氏が落胆ツイート

 イングランド1部リーグのレスター・シティは、現地時間12月22日のリーグカップ準々決勝でリバプールと対戦し、90分間を3-3の同点で終え、PK戦の末に4-5で敗退となった。レスターのOBでもある元イングランド代表FWギャリー・リネカー氏は、試合後に自身のツイッターで試合の感想を投稿した。

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 9日に行われたリーグ戦第18節のトッテナム戦から10人を入れ替えたリバプールに対し、レスターは主力を起用。イングランド代表FWジェイミー・バーディーが2ゴールを挙げる活躍もあり、前半を終えて3-1とリードをしていた。

 リバプールは、ハーフタイムにFWディオゴ・ジョタ、MFジェームズ・ミルナー、DFイブラヒマ・コナテを投入すると、試合の流れが一変。一気にリバプールが試合の主導権を握り、後半23分に日本代表MF南野拓実のパスからジョタにゴールを奪われた。

 それでも1点リードしていたレスターは準決勝進出が見え始めたアディショナルタイム5分、右サイドからミルナーが挙げたクロスを南野が胸トラップで収め、ボレーシュートを放つ。これがゴールとなり、試合は土壇場で3-3の同点に。その後、PK戦をリバプールが5-4で制し、レスターは、90分間のなかで一度もリバプールにリードを許さないまま、敗退となった。

 ホームチームの逆転勝利に、会場となったアンフィールドの雰囲気は最高潮となったが、レスターのファンは真逆の感情を味わっただろう。クラブのOBであり、かつて名古屋グランパスでもプレーしたリネカー氏は自身のツイッターを更新し、「私はサッカーが大好きだ。だが、時々、大嫌いにもなる」と悲しく呟いた。

 レスターは新型コロナウイルスの影響もあり、リーグ戦のエバートン戦とトッテナム戦が延期。10日ぶりの試合となっていたなかで喫した逆転負けだっただけに、レジェンドにも、ことさら響いたのかもしれない。

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