アーセナル移籍浮上のジャガー浅野に英メディア異例の特集 「日本のワンダーキッド」「素晴らしいニックネーム」

リーグ優勝経験もアピールポイント

 アーセナル移籍の可能性が浮上した広島の日本代表FW浅野拓磨は英メディアから「日本のワンダーキッド」と異例の特集されている。英紙「サン」がリオデジャネイロ五輪世代のスピードスターについて「タクマ・アサノがアーセナルへ。ガナーズ移籍が近づく日本のワンダーキッドについて知っておくべき5つのこと」と大々的に紹介している。

 ジャガーの愛称で知られるストライカーにイギリスメディアも注目している。5つの観点から浅野について紹介している。

 1つ目は「彼はすでに代表の経歴を持つ」というもの。21歳の浅野は昨年8月の東アジアカップの北朝鮮戦でバヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表でデビュー。これまで4試合に出場し、7-2で大勝した6月3日のキリンカップ戦・ブルガリア戦で代表初ゴールを決めたことが紹介されている。また、8月のリオ五輪に出場する可能性についても触れられている。

 2つ目は「彼はリーグ優勝を果たしている」というもの。浅野は所属の広島で13年と15年に2度J1制覇を経験している。「現在のアーセナルの選手にとってリーグタイトルは単なる幻想に過ぎない」と03-04シーズン以降リーグ優勝から遠ざかっているアーセナルの選手と一線を画すと評されている。

 3つ目は「彼は”公式な”ワンダーキッド」と称されている。その理由は浅野が15年にJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞していることに由来している。日本期待の逸材として注目を集めている。

 

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