久保建英、涙を流して嗚咽…“失意の号泣姿”に海外注目「選手が慰めるほどだった」【反響シーン2021】

東京五輪で活躍をしたMF久保建英【写真:Getty Images】
東京五輪で活躍をしたMF久保建英【写真:Getty Images】

【サッカー界の反響シーン2021】東京五輪男子サッカー・3位決定戦で敗れた久保の号泣姿が反響

 2021年のサッカー界でも数々の反響シーンが見られた。今回は、東京五輪サッカー男子の3位決定戦、メキシコとの戦いで敗れ銅メダルを逃したU-24日本代表MF久保建英の涙する姿を振り返る。

 東京五輪で、日本はグループAを3戦全勝で勝ち上がった。準々決勝でニュージーランドを0-0で迎えたPK戦の末に破り2大会ぶり3回目のベスト4進出。準決勝では史上初の決勝進出を懸けてスペインと対戦し、粘り強い守備で奮闘したものの、延長後半にFWマルコ・アセンシオにゴールを決められ0-1で敗れていた。

 迎えたメキシコとの3位決定戦では、勝てば1968年メキシコ五輪以来、53年ぶりの銅メダル獲得となる日本だったが前半11分、同22分、後半13分に失点。同33分に途中出場のMF三笘薫が一矢報いるも1-3で敗れ、銅メダルを逃した。

 久保は今大会では3ゴールの活躍も、決勝トーナメント以降は無得点。悔しさのあまり試合後のピッチ上では人目をはばからず号泣し、メキシコの選手たちが慰めるも、しばらく立ち上がれなかった。

 この光景に海外も反応。スポーツコメンテーターのパコ・ゴンザレス氏は、自身の公式ツイッターに「クボの涙が私を感動させる」と投稿。韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」では「試合終了後、タケフサ・クボ、マヤ・ヨシダなど、日本の主力たちはしばらくグラウンドに座り込んで立ち上がれなかった。特にクボは、涙を流して嗚咽した。メキシコの選手が慰めるほどだった」と各メディアが久保の無念の思いを伝えていた。

 久保は大会後、マジョルカに期限付き移籍で復帰。9月22日のレアル戦で怪我を負い一時戦線を離れるも、11月27日のヘタフェ戦で約2か月ぶりに試合のピッチへ。12月4日に行われた王者アトレティコ・マドリード戦では終了間際に劇的な決勝ゴールを奪い、チームにリーグ戦8試合ぶりの勝利をもたらした。

 東京五輪での悔し涙をバネに進化する久保。今後もその活躍から目が離せない。

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