アーセナル冨安、「プレミアを驚かせた15人」に選出 「弱点に終止符」「完璧」と海外高評価

アーセナル日本代表DF冨安健洋【写真:AP】
アーセナル日本代表DF冨安健洋【写真:AP】

同僚ラムズデールらとともに「プレミアリーグを驚かせた15人」に名を連ねる

 今夏の移籍市場最終日に、ボローニャからアーセナルに加入した日本代表DF冨安健洋は、イングランドの名門クラブでレギュラーとして活躍を続けている。そんななか、スペインサッカー専門メディア「Fichajes」が掲載した「プレミアリーグを驚かせた15人」に名を連ね、絶賛されている。

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 今季開幕から3連敗を喫していたアーセナルだが、冨安の加入を待っていたかのように、調子を取り戻す。第4節のノリッジ・シティ戦(1-0)で、いきなり先発に抜擢されて後半17分まで出場した冨安は、第2節のバーンリー戦(1-0)以降、第14節のマンチェスター・ユナイテッド戦(2-3)までプレミアリーグでは10試合連続でフル出場を果たしている。

 デビュー戦のノリッジ戦から第11節のワトフォード戦(1-0)まで、リーグ戦10戦無敗(8勝2分)とチームも好成績を残したが、そのなかで冨安も再三にわたって堅守を見せ、世界トップクラスの選手が集うリーグで戦える姿を示した。

 今回、冨安はリバプールのギリシャ代表DFコスタス・ツィミカス、チェルシーのイングランド人DFトレヴォ・チャロバー、冨安のチームメイトでもあるイングランド代表GKアーロン・ラムズデールらとともに、「プレミアリーグを驚かせた15人」に名を連ねた。

 寸評のなかで、冨安は「日本人選手は、イタリアのボローニャから加入すると、長らく弱点となっていたアーセナルの右サイドの弱点に終止符を打った。彼のパフォーマンスは、守備面でも、攻撃参加の面でも、ほぼ完璧だった。ただし、後者については、その機会自体はそんなに多くはなかった」と、絶賛されている。

 日本代表ではセンターバックでプレーしながら、世界的に知られる名門のアーセナルで、右サイドバックとして活躍を続けている冨安。上々のスタートを切ったクラブ史上4人目の日本人選手は、この先のシーズンで、さらに評価を高めることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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