ルカクが将来のバロンドール獲得に意欲 「この賞にノミネートされる選手と肩を並べたい」
インテルのマロッタCEOはルカクのチェルシー移籍を「大きいチャンスだった」と回想
イングランド1部チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカクが、現地時間11月29日に行われた「バロンドール」授賞式の間に、今季に果たしたチェルシー復帰について喜びを語っている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。
ルカクは昨季までの2シーズンをイタリア1部インテルに所属し、重戦車のようなフィジカルと高い技術のハイブリッドでゴールを量産。昨季はリーグ優勝に大きく貢献し、セリエAのMVPにも選出された。
そして、今年8月にはインテルからチェルシーのクラブ史上最高額となる9750万ポンド(約146億円)で移籍。2011年に母国ベルギー1部アンデルレヒトから初めて国外でのキャリアを始めた古巣に戻った。
ルカクはそのことについて「18歳の時に夢を叶えてくれたクラブの一員になれたことは本当に嬉しい。もっと良い選手になって、この賞にノミネートされるような選手たちと肩を並べたいね」と語っている。
また、インテルの最高経営責任者(CEO)のジュゼッペ・マロッタ氏は、チェルシーへの移籍について「私はいつも、選手の希望次第だと話している。彼は(チェルシーに)行きたいという希望を持ち、それが私たちにとっても(金銭的な)大きいチャンスになった。もし彼が移籍したくないという希望だったら、交渉では違う話になっただろう」と話した。
今回のバロンドールは昨季終了後にバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが受賞したが、2位だったポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキとともにルカクもまた来年にもバロンドールの候補に挙がる可能性は十分に秘めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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