バルセロナ、渡英で新戦力の補強準備か シャビ監督、まさかのレジェンドFWを名指し
契約満了まで1年を切ったフランス代表FWデンベレの契約延長も希望
FCバルセロナは1月の移籍市場で、マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングの獲得が報じられている。今後の補強について問われたシャビ・エルナンデス監督は、補強対象にレジェンドの名前を出して冗談で返している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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多額の負債を抱えているバルセロナだが、冬の移籍市場ではシャビ監督の戦い方に合う選手を獲得する見込みだ。これまでスターリングをはじめ、プレミアリーグのクラブから選手を獲得すると報じられてきたなか、スポーツ・ダイレクターのマテュー・アレマニー氏がマンチェスターへ飛んだことが確認されている。
誰を獲得するための渡英なのか。その目的を問われたシャビ監督は、「カントナだね(笑)」と、1997年に現役を引退したマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元フランス代表FWエリック・カントナ氏の名前を出し、記者の質問をかわした。
現役時代のパス捌きのような軽快な切り返しを見せたシャビ監督は、「私たちが選手を獲得できる、できないに関わらず、冬の移籍市場は開く。私たちは自分たちに何ができるかを探っている。誰を獲得するのか、今、話をするのは早すぎる。私たちは明日、試合がある。そしてより多くの試合が来月には控えている。それが重要なことだよ」と、目の前の試合に集中することを強調した。
新たな補強については明確に語らなかったシャビ監督だが、2022年6月30日で契約が満了するフランス代表FWウスマン・デンベレについては、クラブに留めたい意思をはっきりと示している。
「彼とは1対1で話をした。今シーズンに限らず、この先の未来で、私にとって彼がどれだけ重要かを明確に伝えた。あとは彼次第だ。彼が契約更新をしてくれることを望むよ。なぜなら彼は、この先の数年間で違いを作れるサッカー選手になるからね。そのことは彼にも伝えた。彼の状況は分からないが、あとは彼次第だ」
13節を終えて7位と苦戦の続いているバルサ。戦力的にも経済的にも難局にあるチームを、シャビ監督は救うことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)