直近3年間で市場価格を最も落とした25選手ランキング…1位は驚異の“172億円下落”

レアルのベルギー代表MFエデン・アザール【写真:AP】
レアルのベルギー代表MFエデン・アザール【写真:AP】

レアルのアザールが1位、2位から5位にはバルセロナ関連のスターの名前がずらり

 世界トップクラスの選手が移籍する際に100億円を超える金額が動くことも珍しくなくなってきた。サッカー選手の移籍金の目安となるのが「市場価格」だ。英メディア「GIVE ME SPORT」は、選手の移籍を主に扱うドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」の評価を基に、2019年1月から約3年間で最も評価を落とした25選手をピックアップ。サッカー選手が高く評価され続けることが、いかに大変なことかを感じさせる結果となっている。

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 サッカー界では将来性のある若い選手が高く評価されるため、一般的に選手の年齢は30代前半に入ると落ちていく傾向にある。史上最高の選手とも称されるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)やポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)も、この25人のリストの中に入っている。1位、2位の選手はまだ20代だが、その市場価格はこの2年半あまりで実に100億円以上も落ちてしまった。

 不名誉な1位となったのは、2019年夏にチェルシーからレアル・マドリードへ移籍したベルギー代表MFエデン・アザール。また2位のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)も、まだ30歳になっていない。今後、キャリアのピークを迎えてもおかしくないだけに、ここから再評価される活躍が期待される。

 最も若い選手は、6位に入ったイングランド代表MFデレ・アリ(トッテナム)。潜在能力の高さは今も評価されているが、所属するトッテナムの低迷や次々と監督が代わるなかで、どの監督の下でもレギュラーに定着できていない現状が評価の大幅ダウンにつながったようだ。

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