驚異の決定力を見せる本田、「射撃の達人」と命名 地元記者からも絶賛の嵐

 

地元記者はいずれも「7点」以上、チーム最高点の高評価

 

 ACミランの日本代表MF本田圭佑が4日のキエーボ戦後半33分に直接FKを決める活躍を見せた。本田にとってはミラン移籍後初となる公式戦でのFK弾。これに地元メディアは「チェッキーノ(射撃の達人)」と命名するなどチーム最高点を与えながら称賛している。

 イタリア高級紙コリエレ・デラ・セーラのアレッサンドロ・ボッチ記者は本田と元フランス代表FWジェレミー・メネズにチーム最高点の「7」を与えた。

「今日もよかったが、今季本当に本田は活躍している。ミランのチェッキーノ(射撃の達人)は本田だ」

 今季公式戦6試合で4得点はリーグ暫定得点王。本田は凄まじい決定力とこの日披露した直接FKによって、赤と黒の名門の「射撃の達人」という異名を手にした。

 カルチョの国では名手には様々な異名が与えられる。

 ユベントスの司令塔アレッサンドロ・ピルロらは「レジスタ(演出家)」、ロベルト・バッジョ氏ら偉大なテクニシャンは「ファンタジスタ」、ミランの旧ユーゴ代表FWデヤン・サビチェビッチ氏は「ジーニオ(天才)」など、その能力に対する代名詞を持っていた。

 そして、少ないゴールチャンスでも圧倒的な決定力を見せている本田のフィニッシュ能力には「チェッキーノ」という声が上がり始めている。

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