“事実上の降格”が決まる可能性も 19位・仙台と最下位・横浜FCは崖っぷちの一戦

最下位の横浜FCは引き分けも許されない状況

 19位の仙台と20位の横浜FC(ともに勝ち点26)は、完全に崖っぷちだ。仮に湘南と清水が2チームとも勝利して勝ち点を35に伸ばすと、敗れて勝ち点26にとどまったチームは残り3試合で勝ち点9差になってしまう。さらに、この両者は得失点差が非常に悪く仙台はマイナス28、横浜FCはマイナス40であり、敗れるとそこから数字が悪化する。マイナス6の湘南とマイナス20の清水が勝利して数字を良くすると、残り3試合で2チームを逆転することがかなり難しくなり、事実上の降格決定となる可能性を秘める。

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 その仙台は、ACL出場権を争う4位の名古屋をホームに迎える。実力が確かなだけでなく、先週にはルヴァンカップのタイトルを獲得して勢いに乗っている難敵とのゲームだが、とにかく可能性をつなぐためには勝ち点を取らないといけない。前節に2ゴールしたように、堅守の名古屋からでもゴールを奪うことができるか。そして、個々に能力の高い前線を身体を張って抑え込めるかだろう。

 そして、横浜FCは敵地でアビスパ福岡と戦う。この中では湘南と並んで最も遅い7日の15時キックオフだけに、周囲の状況がある程度まで分かってくるプレッシャーも受けることになる。ここ5試合では勝ち点8を得ているだけに、決してチーム状態は一時期ほど悪くない。ただし、得失点差の大きなマイナスがあるだけに引き分けも許されなくなってきている。

 今節を終えると国際Aマッチウィークの中断に入り、その後にラスト3試合となる。その中断期間をどのような状態で迎えられるかは、チームの士気にも大きく影響するだけに、良い形で今節を終えられるかどうかが重要なポイントになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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