バルセロナ、アグエロ代役の“本命ターゲット”決定報道 マンUからベテラン引き抜きか
ラカゼットやフターリングらが候補に挙がるも…本命はカバーニか
ラカゼットやマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリング、レッドブル・ザルツブルクのドイツ代表FWカリム・アデイェミらの名前を挙げているが、あくまでカバーニが本命になると見られる。
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夏の主力退団と離脱者によって前線の駒不足に陥っているバルセロナは、冬の移籍市場で新たなストライカー獲得に動くことが予想されている。そうしたなかでスペイン紙「AS」は不整脈で戦線離脱となるアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの代役としてマンチェスター・ユナイテッドのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニをターゲットとして決定したと報じている。
バルセロナは今季開幕前に大黒柱のFWリオネル・メッシが電撃退団し、パリ・サンジェルマンへ移籍。さらにフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンもアトレティコ・マドリードへ期限付き移籍と2人の主力アタッカーがチームを去った。セビージャから加わったオランダ代表FWルーク・デ・ヨングは同胞ロナルド・クーマン前監督の更迭によって構想外になるとも伝えられている。
フランス代表FWウスマン・デンベレはいまだ負傷の連鎖から抜け出せておらず、さらに新加入のアグエロは不整脈が発覚し、最低でも3か月の離脱を余儀なくされた。前線の駒不足は深刻だ。シャビ・エルナンデス監督(アル・サッド)招聘の動きもさることながら、冬の移籍市場でのアタッカー獲得の行方も注目される。
「AS」紙は「バルサはアグエロの代役を決定」との見出しを打ち、今冬にユナイテッドのカバーニ獲得に動くと伝えている。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの加入以降出番を減らしているベテランの引き抜きに動くと決断したようだ。
カバーニとユナイテッドの契約は今季限りのため、移籍金は抑えられる見込み。ただし、条件としてカバーニは900万ユーロ(約12億円)とも伝えられる高額年俸の大幅なダウンを受け入れ、さらに後任候補であるシャビ監督からの承認を得る必要があるとされている。
また、同紙はその他のオプションとして、アーセナルのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットやマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリング、レッドブル・ザルツブルクのドイツ代表FWカリム・アデイェミらの名前を挙げているが、あくまでカバーニが本命になると見られる。
激動のシーズンを過ごすバルセロナ。冬の移籍市場で頼れるアタッカーを招き入れ、浮上のきっかけをつかむことはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)