ニューカッスルの新指揮官に“闘犬”? 不透明な監督人事の行方に海外メディア注目
エディ・ハウ氏、ウナイ・エメリ氏、ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏らが浮上
イングランド1部ニューカッスルは、サウジアラビア資本が入ってスティーブ・ブルース監督を解任したが、正式な後任は発表されていない。その状況にあって、監督人事にはさまざまな説が飛び交っている。
10月7日にサウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」の主導で、PCPキャピタルパートナーズとRBスポーツアンドメディアからなるグループがニューカッスルを買収。それから2週間弱の同20日にブルース監督の解任が発表された。
そこから約2週間が経つが正式な後任はアナウンスされていない。欧州でも注目の的になっているニューカッスル監督人事について、イタリアメディア「スポーツ・イタリア」は昨年8月にプレミアリーグのボーンマスの監督を退任したエディ・ハウ氏にコンタクトを取ったと報じている。
一方でドイツのテレビチャンネル「シュポルト1」では、今季の監督はあくまでも「つなぎ」であり、来季に向けてスペインのビジャレアルで指揮を執るウナイ・エメリ氏の招聘を目指しているとしている。
また、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、昨季までナポリを率いたジェンナーロ・ガットゥーゾ氏を代理人のジョルジュ・メンデス氏がニューカッスルに売り込んでいるともレポートしている。
今後の3シーズンで7億ユーロ(約910億円)の補強資金が用意されるという報道もあり、多くの名前が浮上するニューカッスルの監督人事だが、降格圏からの立て直しと中長期的な戦略、さらに補強の方向性の策定も含め、決断に時間がかかっているのは間違いのないところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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