ルカクのチェルシー“偏愛”を代理人証言 ユナイテッド時代も「頭の中にあった」

チェルシーFWロメル・ルカク【写真:AP】
チェルシーFWロメル・ルカク【写真:AP】

代理人のペストレーロ氏、ルカクのチェルシー復帰へ言及 「彼の目標だった」

 ベルギー代表FWロメル・ルカクは、今夏の移籍市場でインテルからチェルシーに再加入した。2011年に初めてチェルシーに加入した時は、十分な出場機会を得られず、1ゴールも挙げられないままロンドンを離れたが、世界的な選手へと成長した現在は、クラブのエースとなっている。代理人を務めるフェデリコ・ペストレーロ氏は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で、ルカクがマンチェスター・ユナイテッドに所属していた頃から、チェルシー復帰を願っていたことを明かした。

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 チェルシーは2017年にも当時のアントニオ・コンテ監督がルカクの獲得を熱望した。しかし、ルカクはジョゼ・モウリーニョ監督が率いていたマンチェスター・ユナイテッドに7500万ポンド(約117億円)の移籍金で移籍。しかし、同じプレミアリーグのライバルクラブでプレーしていた時も、2014年に離れたクラブのことを忘れることはなかったようだ。

 プレミアリーグ第4節のアストン・ビラ戦(3-0)で、10年越しにスタンフォード・ブリッジで初ゴールを決めたルカクは「11歳の時から夢見ていた」と自身のゴールを振り返ったが、その思いをペストレーロ氏が裏付けている。

「マン・ユナイテッドでの最後のシーズン、チェルシーが彼の頭の中にあった。もうひとチーム、レアル・マドリードがあったことも認めなければいけない。それが彼のキャリアをイメージしていくうえでの、もう一つの夢だったからね。だが、チェルシー行きは常に100%、彼の目標だった。それは子供の時からの愛情であり、復帰への思いは常にあった。プライドの問題だよ。頭と心の両方に、彼は持ち続けていたんだ」

 インテルでセリエA優勝に貢献したルカクは、当初、イタリアに残る予定だった。しかし、インテルの財政的な問題もあり、ルカクの9700万ポンド(約152億円)の移籍が実現することとなった。現在は負傷で離脱しているルカクだが、念願が叶った今シーズンはさらなる活躍が期待できそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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