バイエルン、43年ぶりの歴史的敗北 0-5の思わぬ失態、5点差以上は78年12月以来

バイエルンがボルシアMGに5失点で大敗【写真:AP】
バイエルンがボルシアMGに5失点で大敗【写真:AP】

DFBポカール2回戦でボルシアMGに0-5と敗戦

 ドイツの絶対的王者バイエルン・ミュンヘンが国内カップ戦で思わぬ失態を犯した。現地時間27日に行われたDFBポカール2回戦でボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に0-5で完敗。43年ぶりの歴史的敗北となる。

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 ブンデスリーガでは第9節まで7勝1分1敗で首位を走るバイエルンがよもやの大敗だ。4-0で快勝した23日のホッフェンハイム戦から一部メンバーを入れ替えたとはいえ、ポーランド代表FWのロベルト・レバンドフスキやGKマヌエル・ノイアー、MFジョシュア・キミッヒなど主力選手を並べたスタメンで試合に臨んだが、開始2分で先制を許すなど前半だけで3失点。後半もFWブリール・エンボロに2得点を許し、5失点で敗れた。

 データ会社「オプタ」によれば、バイエルンが5点差以上の敗北を喫したのは1978年12月、ブンデスリーガでフォルトゥナ・デュッセルドルフに1-7で敗れて以来、実に43年ぶりの出来事。まさに歴史的な黒星となった。

 ドイツ紙「ビルト」は、試合後のテレビインタビューにバイエルンの選手が姿を見せなかったことを受けて「屈辱のあまり逃げ出した」と揶揄。それほどの衝撃が残る敗戦だったのだろう。

 バイエルンのスポーツディレクター(SD)のハサン・サリハミジッチ氏は「前半、我々はどこにもいなかったし、デュエルにも勝てなかった。集団的なブラックアウトだった」と、まさかの結果を振り返っている。

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