熾烈なJ1残留争い ホーム白星の仙台が最下位脱出、逆転勝利の湘南は降格圏から浮上

仙台は最下位脱出も残り5試合は依然として予断を許さない状況

 そして、最下位のベガルタ仙台(勝ち点23)は、ホームにサンフレッチェ広島を迎え撃った。すると前半10分にMF関口訓充が狙いすましたゴールを決めて先制に成功すると、試合がオープンになりながらも終了間際にMF氣田亮真が追加点を決めて2-0の勝利。これによって勝ち点を26に伸ばした仙台は19位に浮上し、最下位からの脱出に成功した。一方で、残り5試合で残留圏内とは勝ち点5差とギリギリの立場が続いている。

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 14位のガンバ大阪(勝ち点34)は、サガン鳥栖をホームに迎え撃つと前半10分に高速カウンターからFW宇佐美貴史が決勝ゴールを奪って1-0の勝利。勝ち点を37に伸ばし、浦和レッズに1-5で大敗した柏レイソルを得失点差で上回って13位に浮上。この両者は17位徳島との勝ち点差が残り5試合で7ポイントとなり、安全圏とは言い切れないが残留に近い立場にいる。

 これらの試合結果を受けて、24日に首位の川崎フロンターレと対戦した15位の清水エスパルス(勝ち点32)は、前半から川崎の攻撃に耐える展開が続くと後半2分に失点。川崎にボールを支配された清水はなかなか反撃をさせてもらえず、このまま0-1で敗れた。この結果、降格圏の最上位にいる徳島との勝ち点差は2となり、1試合で逆転する圏内に。清水以下の6チームが本格的な残留争いを繰り広げることになりそうだ。

 J1はこれで残り5試合となり、ラストスパートの時期に入る。劇的勝利の湘南や最下位を脱出した仙台が勢いに乗るのか、それとも徳島や大分が踏ん張りを見せるのか。横浜FCや清水の立て直しも含め、1試合1試合の持つ重みが増していく。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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