マジョルカ監督、イ・ガンイン退場後の判定に不満 「すべてバレンシアに優位になった」

マジョルカMFイ・ガンインが1アシストも後半退場に…【写真:Getty Images】
マジョルカMFイ・ガンインが1アシストも後半退場に…【写真:Getty Images】

ルイス・ガルシア監督は後半のジャッジの偏りを指摘

 現地時間10月23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節、バレンシアとマジョルカの一戦は、試合前から韓国代表MFイ・ガンインに注目が集まっていた。試合でも先制点をアシストした一方、後半11分には2枚目のイエローカードを受けて退場し、良くも悪くも主役となったが、後半アディショナルタイムに2失点を喫して2-2の引き分けに持ち込まれたなか、マジョルカのルイス・ガルシア監督は判定に不満があるようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。

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 日本代表MF久保建英を負傷で欠くマジョルカは、前半32分にイ・ガンインのアシストからFWアンヘル・ドロリゲスが先制点をマーク。さらに同38分にも追加点を挙げて、前半を2点リードで折り返した。このリードを保ちたかったが、後半10分にイ・ガンインが2枚目のイエローカードで退場となると、後半アディショナルタイム3分、さらにその5分後に連続失点して、2-2の同点に持ち込まれた。試合後、ルイス・ガルシア監督は、3つの感想を述べた。

「まずは、難しい2連戦で見せたチームが良いパフォーマンスを見せたこと。2番目は、レアル・ソシエダ戦(0-1)で勝ち点1を逃し、バレンシア戦(2-2)で勝ち点2を落としてしまったこと。この勝ち点3があれば、素晴らしい結果になっていた。そして3つ目は、イ(ガンイン)の退場以降、すべての審判の判定が、明らかにすべてが、バレンシアに有利になってしまったことだ。疑わしいものは、すべてね。私は審判に最大限の敬意を払っているが、正しいジャッジではなかった」

 現在10試合を消化しているマジョルカは、勝ち点12(3勝3分4敗)で暫定12位となっている。勝ち点3を上積みできていたら、バレンシアを抜いて、10位にまで浮上できていた。次節もイ・ガンインを出場停止で欠くことになるルイス・ガルシア監督は、韓国代表MFを責めずに判定に不満を持ったようだ。

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