「信じられないチャント」 アグエロ、待望のバルサデビューでファンに感謝&恩返し約束
「彼らが与えてくれた愛情に、今度は僕が応える番」と活躍を誓う
昨シーズン限りでマンチェスター・シティとの契約が満了し、バルセロナに加入したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが、17日に行われたバレンシア戦(3-1)で待望のデビューを飾った。移籍後、負傷離脱が続いていたストライカーは、5分間という短時間の出場だったが、忘れがたい日になったようだ。スペイン紙「AS」が報じている。
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アグエロがピッチに立ったのは、バルサが2点をリードして迎えた後半40分だった。残念ながらゴールを挙げることはできなかったが、本拠地カンプ・ノウに集まったファンは、「クン」という彼の愛称を叫び、新たなストライカーを歓迎した。
初出場を果たしたアグエロは、「デビューができてとても嬉しいよ。勝つことが何より重要だった」と、強豪のバレンシアを相手に白星でデビュー戦を飾れたことを喜んだ。
そして、スタジアムのファンについて「人々は僕の名前を呼んでくれた。信じられないチャントだったよ。彼らが与えてくれた愛情に、今度は僕が応える番だ。一人ひとりを抱きしめることはできないけれど、みんなが僕のプレーを楽しんでくれることを期待しているよ」と、温かく迎えてくれたファンへの恩返しを誓った。
シティで通算390試合に出場し、260ゴールを記録。クラブの歴代最多得点者になり、5度のプレミアリーグ優勝をはじめ、数々のタイトルをシティにもたらしたアグエロは、バルセロナでどのようなキャリアを歩むことになるだろうか。