C・ロナウドは「バッドルーザー」 1-1ドロー後の“暴言”にアイスランド選手が猛反撃!

敬意を欠いた発言に噛みつく 「選手としては素晴らしいが人間としては…」

 欧州選手権(EURO)初戦のアイスランド戦を1-1の引き分けスタートとなったポルトガル代表だが、主将のFWクリスティアーノ・ロナウドが試合後、「彼らはゴール前にバスを置いた」「守って、守って、守りまくっただけだ」と対戦相手を批判し続けたことが物議を醸している。それを受けてアイスランド代表の選手らが「ロナウドは“バッドルーザー”だ」と反撃したと、英国営放送「BBC」が報じている。

 アイスランドはポルトガルに先制され、圧倒的に押される展開ながらも後半5分にMFビルキル・ビャルナソン(バーゼル)が豪快な右足ボレーを叩き込み追いついた。その後もポルトガルの猛攻をしのぎ切り、主要国際大会デビュー戦で歴史的な勝ち点1を挙げた。その快挙に対して「精神的に小さい」などと吐き捨てたロナウドの態度は、許せなかったようだ。

 この日フル出場したDFのカリ・アルナソン(マルメ)は「この結果はとても甘美なものであり、そして彼は“バッドルーザー”であるということだ。僕らは大西洋に浮かんでいる小さな島のチームで、そんな僕らが彼らに対してドローに持ち込んだんだ」と、人口33万人の小国が勇敢に立ち向かったことに胸を張った。

 アルナソンは「サッカー選手としてロナウドは素晴らしい」と実力を称えながらも、「彼は人間としては親切ではないね」と人間性をバッサリ。「彼のコメントは、メッシがいつも彼の一歩先を歩んでいるのが分かる理由となった」と、ライバルのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを引き合いにこき下ろされた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング