メッシ超えの違約金1300億円? バルセロナ、未来を担う“至宝コンビ”と新契約交渉
MFペドリ、FWファティとの交渉が進行中
バルセロナのスペイン代表MFペドリはクラブとの契約延長が間近に迫っており、新たに設定される違約金は“メッシ超え”の10億ユーロ(約1300億円)まで引き上げられるとスペイン紙「マルカ」が報じている。
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現在18歳のペドリはバルセロナと2022年までの契約を交わしており、そこには2年間の延長オプションも含まれる。すでにスペイン代表にも定着している逸材をクラブが手放すわけにはいかず、クラブは新契約の締結に向けて動きを進めている。
記事によれば、バルセロナはペドリと26年まで契約を更新することになるという。新たに設定される解除条項は現在の4億ユーロ(約526億円)から10億ユーロ(約1300億円)と倍以上に跳ね上がるとされている。これは今夏にチームを去ったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)の7億ユーロ(約920億円)やフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)で8億ユーロ(約1050億円)を大きく上回り、クラブ史上最高額となる。
また、マルカ紙によれば、ペドリと並ぶクラブの至宝として期待のスペイン代表FWアンス・ファティとの契約延長の交渉も進行中だ。同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏はすでにバルセロナ入りして交渉を開始。詳細はまだ明らかになっていないが、メッシの10番を継承した18歳に対し、ペドリ同様に「チームにおける重要性を反映した新しい条件」が提示される見込みだ。
スター選手を失い、チームが大きな転換期を迎える中でジョアン・ラポルタ会長にとってのトップ・プライオリティーは若い選手たちの将来を確かなものにすること。深刻な財政難が明らかになっているバルセロナだが、クラブの未来を担う2人との契約延長を無事に果たすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)