メッシが考えるバロンドール候補 かつての宿敵FW含む4人を列挙「確実に投票する」

PSGのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
PSGのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

ムバッペ、ネイマール、レバンドフスキ、さらにレアルのベンゼマ

 2021年のバロンドールの候補選手30名がフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」によって発表された。史上最多6度の受賞を果たしているパリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、その最多受賞記録を更新するかが注目されるが、メッシは受賞を争うライバルが4選手いると考えているようだ。

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 7度目の受賞が期待されるメッシは、バルセロナで国王杯を制し、アルゼンチン代表としてもコパ・アメリカを優勝して初のタイトルを獲得した。公式戦46試合で37得点14アシストを記録しており、2年ぶりのバロンドールの本命とされている。

 そんなメッシは、誰が今年のバロンドールの受賞者だと考えているのか。「フランス・フットボール」のインタビューの中で、メッシはPSGのチームメート2人を含む4人の名前を挙げた。

「チームメートに2人、僕が確実に投票する選手がいるね。ネイマールとキリアン(・ムバッペ)だ。それに、個人の単位で素晴らしいシーズンを送った選手もいる。(バイエルンFWロベルト・)レバンドフスキと(カリム・)ベンゼマだ」と、4人の名前を挙げた。古巣バルセロナのライバルであるレアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマの名前を挙げたのは意外とも言える。

 メッシは、バロンドールを受賞するために必要な条件があると考えているようだ。「チーム単位で何を成し遂げたかは、バロンドールを受賞するうえで大きな材料となる。最近では、タイトルが重要視されるし、チャンピオンズリーグ、EURO、コパ・アメリカを勝つことが、受賞に近づくだろう」と、自身の見解を述べている。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で受賞者なしとなったバロンドール。2年ぶりのバロンドールは11月29日に発表されるが、果たして誰が最も権威のあるサッカーの個人賞を受賞することとなるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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