「なぜだめなんだ?」レアルOBグティ、宿敵バルサの監督就任に意欲「世界に示したい」
クーマン監督の去就問題浮上のバルセロナ、グティ氏が監督就任について言及
現役時代にレアル・マドリードで活躍した元スペイン代表MFグティ氏が、ロナルド・クーマン監督の去就問題が浮上しているバルセロナの監督就任について言及。「監督としての資質があることを世界に示したい」と語り、かつてのライバルクラブでの指揮にも意欲を示している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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グティ氏はレアル・マドリードの下部組織出身で1995年にトップデビュー。下部組織やデビュー直後はFWとしてプレーしていたが、後に中盤のポジションを移し、世界屈指のパサーとして銀河系軍団の中で活躍した。
2011年にトルコのベシクタシュでのプレーを最後に現役引退し、その後指導者に転身したグティ氏。レアルの下部組織での監督、ベシクタシュでのアシスタントコーチを経て、19年11月からスペイン2部アルメリアを指揮。同シーズンの1部昇格を逃したため、20年6月末に解任され、現在はフリーとなっている。
グティ氏にとっては現役時代に宿敵だったバルセロナでは現在、成績不振によるクーマン監督解任の噂が過熱している。もはや解任は時間の問題とされているなかで、同氏は現地時間1日に出席したイベントの場で、自身のバルセロナ監督就任について聞かれると、笑みを浮かべながら次のように答えた。
「(バルセロナの監督になれるか?)なぜだめなんだ? 私は今空いている。監督としての資質があることを世界に示したいと思っているよ」
現実的な話かどうかはともかく、グティ氏はたとえかつてのライバルであるバルセロナだとしても、オファーがあれば引き受けるつもりがあるようだ。「マルカ」紙はこれを「レアル・マドリードのレジェンドはカンプ・ノウでの監督就任にもオープンな姿勢だ」と報じている。
スペインメディアでは、クーマン監督が解任された場合の後任として、アル・サッドのシャビ・エルナンデス監督やベルギー代表のロベルト・マルティネス監督、元J1神戸監督のフアン・マヌエル・リージョ氏、アンドレア・ピルロ氏など多くのビッグネームの名前が取り沙汰されている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)