バルサ、FW陣強化へ今冬カバーニ獲りに動く? 高額年俸がネックと英紙報道
得点力に課題を残すバルサ、実績豊富なストライカー獲得に動くか
今季開幕から苦戦しているスペインの強豪バルセロナが、冬の移籍市場でイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドからウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ獲得を視野に入れていると、英紙「デイリー・メール」が報じている。
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バルセロナは深刻な財政難により、昨季まで長年チームを支えてきたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現パリ・サンジェルマン)との契約を断念して退団となり、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(現アトレティコ・マドリード)も移籍。1年前にはウルグアイ代表FWルイス・スアレス(現アトレティコ)も退団しており、クラブを支えてきた看板とも言えるアタッカーが次々にチームを去っている。
そうしたなかでバルセロナはリーグ6試合を3勝3分と無敗だが、そのうち2引き分けはグラナダ、カディスといった勝ち点3が期待されたゲームであり、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の開幕戦ではバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に0-3で粉砕された。
さらに、ロナルド・クーマン監督がグラナダ戦で選手たちに指示した攻撃戦術は、結果的に90分間で54本の「クロス祭り」となり、クラブ上層部やサポーターから怒りを買ったことも報じられてきた。
こうした状況にバルセロナは、今季ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入してから立場が苦しくなっているユナイテッドのカバーニ獲得を視野に入れているという。夏の移籍市場の時点で、すでにカバーニ獲得へ興味を示していたともされた。
当然ながら問題は財政面で「バルセロナはユナイテッドが年俸1500万ユーロ(約19億5000万円)を支払う手助けをしなければならない」として、期限付き移籍がベースになったとしても高額年俸の分担は避けて通れないとの見通しも報じられている。
監督交代論も根強いバルセロナだが、チーム立て直しのために冬の移籍市場で実績あるストライカー獲得へ動くことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)