浦和がC大阪撃破で6試合負けなし 江坂、汰木が相手GKとの1対1を制してゴールを記録

先制ゴールを決めたFW江坂任【写真:Getty Images】
先制ゴールを決めたFW江坂任【写真:Getty Images】

浦和は前半10分に江坂、後半14分に汰木がゴールを挙げて確実に勝ち点3を獲得

 浦和レッズは18日、東京五輪の中断明けで初の埼玉スタジアムでの試合になったリーグ第29節セレッソ大阪戦に2-0で勝利した。

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 浦和のリカルド・ロドリゲス監督が「これからは真実の時間だ」と決意を新たにして臨んだリーグ戦ラスト10試合の最初のゲームは、MF小泉佳穂とMF江坂任を前線に並べた、最近では定番になりつつある“ゼロトップ型”のシステムでスタート。また、C大阪はMF乾貴士がスタメン出場し、浦和DF酒井宏樹と今夏の移籍期間に欧州からJリーグに戻った両雄がマッチアップした。

 序盤から浦和がペースを握った試合は前半10分、C大阪のプレスの間隙を縫って右サイドに浦和が展開すると、MF関根貴大が斜めに入れたスルーパスに小泉と江坂が反応。小泉がスルーしたボールを受けた江坂がGKキム・ジンヒョンとの1対1を決め、浦和が1-0と先制に成功した。

 その後も浦和ペースで試合は進み、前半13分には江坂がゴール前でヘディングシュートを放つ決定機もあったがGKキム・ジンヒョンがファインセーブ。セレッソは攻撃の形を作れないまま、浦和が1-0でリードして前半を終えた。

 後半に入っても浦和が主導権を握り、立ち上がり2分には相手の最終ラインにプレスを掛けるとパスカットした関根が無人のゴールに流し込むだけの決定機を得たが、シュートは枠外に飛んだ。しかし同14分、浦和はDF岩波拓也のロングフィードに抜け出したMF汰木康也がキム・ジンヒョンとの1対1を決め、2試合連続ゴールで2-0とリードを広げた。

 C大阪の小菊昭雄監督は、失点直後にサイドハーフから2トップまでの4人を同時にすべて交代で入れ替え、前線にはFW大久保嘉人とFWアダム・タガートが並んだ。一方で浦和のロドリゲス監督も後半25分にFWキャスパー・ユンカーを投入して、前線にストライカーを配置してカウンターの威力を強める采配に出た。

 その後の時間帯も、浦和がボールをコントロールしながら残り時間が少なくなり、無理のあるプレスに出たセレッソの背後を取っていく展開が続き、ゴールチャンスもあったものの試合は2-0で終了。リーグ戦の無敗を6試合に伸ばし、来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得られる3位争いを繰り広げるなかで着実に勝ち点を重ねた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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