ハノーバーが2億円減額の親心で後押し! 清武のセビージャ移籍でクラブ間合意

独紙報じる 当初は移籍金10億円に設定も8億円での放出に応じる

 ハノーバーの日本代表MF清武弘嗣が650万ユーロ(約7億8000万円)の移籍金で、スペイン強豪セビージャに移籍することでクラブ間合意に達した。ドイツ地元紙「ビルト」が報じている。

 セビージャはUEFAヨーロッパリーグ3連覇中の強豪だ。当初清武の移籍金は800万ユーロ(約10億円)と設定されていたが、2部降格のハノーバーが親心を見せ、2億円の減額に応じた。清武の古巣ニュルンベルクに移籍金の10%をボーナスとして支払う契約になっていたために、ハノーバーは7億円を手にすることになるという。

 すでにクラブ間合意に達しており、清武はメディカルチェック後に正式契約となる見込み。清武は今季足の甲の骨折で長期離脱を余儀なくされたが、5得点6アシストと結果を出していた。高いテクニックと俊敏性に加え、正確なFKなどストロングポイントは多い。

 来季ブンデスリーガ2部を戦うハノーバーから、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を持つ名門へと華麗なジャンプアップを果たすことになった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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