日本と縁の深い“貴公子”が中国企業買収のインテル帰還に意欲 「その可能性は排除しない」

レオナルドが伊紙に語る 2011年にインテル監督退任後はPSGでSDを経験

 ブラジルが生んだ“貴公子”レオナルドが、中国企業・蘇寧グループへの株式70%売却が完了したインテルに、監督もしくはスポーツ・ディレクター(SD)として復帰する意欲を示している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 日本では鹿島アントラーズでもプレーした元ブラジル代表MFのレオナルド氏は、選手としてはACミランでプレーし、監督としてミランとインテルを率いた。現在、奇しくも揃って中国企業への身売り騒動が持ち上がったミラノ勢と縁が深い。そして、2011年にはインテルの監督を退任し、パリ・サンジェルマン(PSG)のSDに就任。12年にカルロ・アンチェロッティ監督の招聘やスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ、ブラジル代表DFチアゴ・シウバなどの大型補強を主導するなど、現場とフロント両方の経験を積んでいる。

「私はサッカーの現場に戻る準備ができていると感じるし、その可能性は排除しない。インテルとミランは再び頂点に戻るのに、少し時間がかかるだろう。つい最近では、スペイン勢に支配されるサン・シーロ(UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦)を見たばかりだ。だが、再上昇はスピードアップすると確信している。特に、インテルがしっかりとしたプロジェクトを前に進めているというならば、なおさらだ」

 

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