ドルトムントに迫るオーバメヤン流出危機 マンCがクラブ史上最高の移籍金90億円を提示

英紙報じる ブライネの84億円を上回る移籍金で獲得を狙う

 マンチェスター・シティがドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの引き抜きに、クラブ史上最高額の5800万ポンド(約90億円)を提示していることが明らかになった。英地元紙「ザ・タイムズ」が報じている。

 オーバメヤンはドルトムントと去就会談を持つために、ガボン代表の遠征を取りやめたことを明らかにしていたが、その新天地は宿敵バイエルンをリーグ3連覇に導いたジョゼップ・グアルディオラ監督の待つシティのようだ。

 今季の公式戦49試合39得点と爆発した韋駄天ストライカーに対して、近年潤沢なオイルマネーで次々にビッグネームを獲得してきたシティは、昨年ヴォルフスブルクから移籍金5400万ポンド(約84億円)で獲得したベルギー代表MFケビン・デ・ブライネを超える、クラブ史上最高額の5800万ポンドを提示しているという。

 シティはドルトムントから、中盤の軸で日本代表MF香川真司の親友であるドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンを4年契約で獲得したばかり。また、キャプテンのドイツ代表DFマッツ・フンメルスは宿敵のバイエルン・ミュンヘンに移籍した。レンヌFWウスマン・デンベレら若き逸材を買い漁っているドルトムントだが、エース級が次々に離脱する危機的状況に直面している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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