新生マンUの補強第一号はビジャレアルの22歳“47億円”DF 1年半で市場価値8倍増の逸材

コートジボワール代表のベイリーに照準 “モウ・ユナイテッド”DF陣の柱となるか

 イブラではなかった! マンチェスター・ユナイテッドがジョゼ・モウリーニョ新監督就任後の補強第一号として、ビジャレアルのコートジボワール代表DFエリック・ベイリーを3000万ポンド(約47億円)で獲得することが明らかになった。英国営放送「BBC」が報じている。

 22歳のストッパーはユナイテッドの移籍に関して、今週中にメディカルチェックを受ける予定だとレポートされている。2015年にコートジボワール代表のアフリカ・ネーションズカップ優勝に貢献後、ビジャレアルに移籍金440万ポンド(約7億円)で加入。わずか1年半で、その価値を8倍に高めた格好だ。

 空中戦とフィジカル面で圧倒的な強さを誇るベイリーは、ユナイテッド新時代のDFラインの要と期待されているが、リーガでの出場試合はわずか40試合という経験不足から「ファンは自動的に先発すると予想すべきではないだろう」と同紙は指摘している。プレッシャー時の判断ミスなどのリスクがつきまとうという。

 パリ・サンジェルマンを退団となったスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、7日に去就について重大発表を行うと予告したが、会見では自身の立ち上げたスポーツブランド「A-Z」のプロモーションに終始。秒読み段階とレポートされているマンU移籍に関しては「確約できない。悩み続けておけ。オレ様は移籍記事をエンジョイしているところなんだ」と、記者に非情通告していた。

 潤沢な移籍金を誇る“モウ・ユナイテッド”だが、補強第一号はカリスマではなく、未来のディフェンスリーダーに落ち着くことになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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