横浜FMアカデミー生が“ごみ問題”に向き合う清掃活動 SNSも活用で当事者意識を喚起

横浜F・マリノスのユース選手たちがごみ拾い活動を実施【写真:©F.M.S.C.】
横浜F・マリノスのユース選手たちがごみ拾い活動を実施【写真:©F.M.S.C.】

ユース選手13人が参加 SDGsの意味を理解し、今後の行動にも変化を

 一般社団法人F・マリノススポーツクラブは8月20日、ユース所属選手たちを対象に「F・マリノスユース向け勉強会および清掃活動」を実施した。

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「サステナブル ホームタウンRethinkパートナー」である日本たばこ産業株式会社(JT)による地域課題解決プロジェクト「Rethink PROJECT」との共同企画。SNSを活用したごみ拾いを通じて、世界的な“ごみ問題”に向き合い、当事者意識を持つことにもつながる活動だ。

 F・マリノススポーツクラブは世界基準の選手を輩出していく「ビジョン2030」を理念としており、その一環としてオフ・ザ・ピッチでの人間教育も重視している。そのためにも、選手たちの身近に起こっている環境問題を講義で取り上げながら、実際の現場を見て、体感するフィールドワークも内容に含められた。

 アカデミー生たちは講義で海洋ごみ問題などについて学び、活動拠点とする新横浜へ。ごみ袋を片手に、街の清掃に取り組んだ。最後には普段から利用するサッカーグラウンド周辺を清掃。グラウンドから流出するマイクロプラスチックを主に拾っていった。

 そのなかで、今回活用したのはごみ拾いSNS「ピリカ」。現在の状況を投稿し、反応が届くことで選手たちは笑顔を見せながら、積極的にごみ拾いに勤しんだ。

 こうした活動は、選手たちがSDGs(持続可能な開発目標)の意味を理解し、今後の行動が変化するきっかけにもなり得る。今回はコロナ禍も考慮してユース所属の13人のみの参加となったが、プライマリー生も含めて、オンラインでの講義も実施する予定だという。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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