清武に満額8億円オファー! EL3連覇セビージャ移籍が秒読みと独紙報じる

セビージャがハノーバーに契約解除金を支払い獲得へ

 ハノーバーの日本代表MF清武弘嗣が、UEFAヨーロッパリーグ(EL)3連覇中のセビージャへ今夏移籍することが秒読み段階に突入しているようだ。ドイツ紙「ビルト」が、セビージャが値下げ交渉を諦め、移籍金650万ユーロ(約8億円)を支払う方針だと報じている。

 ハノーバーの2部降格を受け、清武にはこの夏に650万ユーロの契約解除金があれば移籍できる条項が契約に盛り込まれていたという。そこで、清武獲得に興味を示したのがEL3連覇中のセビージャだった。スポーツディレクターを務めるラモン・ロドリゲス・ベルデホ氏、通称“モンチ”はハノーバーに対して移籍金満額支払いからの値下げ交渉を持ちかけていたが、それを諦め、新しく満額のオファーを出すという。

 今季から変更されたレギュレーションにより、EL王者のセビージャはリーグ7位に終わったものの、来季もUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の本戦グループステージから出場できる。今季はCLグループステージで3位になったことによりELへ回り、結果的に3連覇を果たしていた。

 清武とセビージャは来季から4年契約を結ぶ見込みだとされている。EL王者から移籍金の満額支払いに値するという高い評価を得ている清武は、スペインやCLを舞台にどのような活躍を見せてくれるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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