U-21日本代表は過酷なアウェーの環境で韓国に力負け 若きイレブンはこの敗戦を成長の糧にできるか

 

韓国相手に劣勢を強いられた日本

 

 U-21日本代表は28日、韓国・仁川アジア大会準々決勝でU-23韓国代表に0-1で敗れた。前回の広州大会に続く連覇はならなかった。

 4万3221人の大観衆に包まれた文鶴競技場はテーハミングの大合唱に包まれた。今大会観衆500人程度のスタジアムでしか戦ってこなかった日本代表は、自国開催で23歳以上の選手枠「3」もフル活用した相手に力負けした。

 後半37分には無人のゴールへのシュートを湘南MF遠藤航が顔面でクリアするなど日本は押し込まれ、劣勢となった。後半40分、日本のゴール前にクロスが入った場面で、主将の川崎MF大島僚太が相手選手をジャンピングヒップアタックのような形で倒し、PKを献上。相手DFチャン・ヒョンスにこれを決められた。

 意地と意地のぶつかり合いとなる日韓戦では危険なファウルや疑惑の判定などのトラブルは付きものだが、この日の主審は試合をコントロールし、大きなアクシデントは起きなかった。ただ、若き日本は大会中、アウェーの洗礼に苦しんだ。

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