「両方を持っていきたい」 森保監督、W杯初戦オマーン戦で掲げる“攻略イメージ”は?

日本代表を率いる森保監督【写真:©JFA】
日本代表を率いる森保監督【写真:©JFA】

オマーンは「相手、試合の流れによっていろいろな戦い方ができる」と評価

 日本代表(FIFAランク24位)は2日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦でオマーンをホームに迎え撃つ。前日オンライン会見に登壇した森保一監督は、オマーンについて「良い守備から良い攻撃というチーム」と印象を語った。

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 アジア2次予選で8連勝(46得点2失点)を飾り、グループFで首位通過を果たした日本。最終予選からが本当の戦い、と口にする選手たちも多い。

 その初戦の相手はFIFAランク79位で、2次予選はグループE2位(6勝2敗)だったオマーンだ。ホームで幸先の良いスタートを切りたいところだが、森保監督は「2次予選の映像を基に分析して明日の試合に臨みたい」と語り、その特徴について語っている。

「彼らの特徴は、相手、試合の流れによっていろいろな戦い方ができる。基本的には非常に攻撃的なチーム。攻撃に関してはダイレクトに素早い攻撃をするところで、単発で少人数というわけではなく、人数をかけて攻撃に厚みを持って仕掛けてくる。それに対応しないといけない。

 守備に関しても、基本的にはブロックを作って良い守備から良い攻撃というチームだが、状況次第では前からプレスをかける戦術の幅を持っている。相手がブロックを作ってこじ開けさせてくれない時に、ボールを動かしながら守備の隙ができるところを狙って攻撃しなければいけない。まずは、我慢強く攻撃を仕掛けることが必要。ボールの移動中から素早く連携、連動して崩すイメージだと思う。相手がハイプレスに来た時に慌てることがないように、これまでやってきたGKも使って素早く良いポジションを取ってハイプレスをかわすことの両方を持っていきたい」

 キャプテンのDF吉田麻也(サンプドリア)を中心に、オマーンの厚みのある攻撃を封じ込み、ゴールのチャンスを伺いたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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