「これは理不尽」 福岡助っ人FW、”エムボマ伝説弾”彷彿の一撃にファン驚愕「異次元」

福岡カメルーン人FWジョン・マリ【写真:Getty Images】
福岡カメルーン人FWジョン・マリ【写真:Getty Images】

カメルーン代表FWジョン・マリ、リフティング→右足シュートにファン熱視線

 アビスパ福岡は、29日に行われたJ1リーグ第27節の徳島ヴォルティス戦に3-0と勝利し、2連勝を飾った。この試合でカメルーン代表FWジョン・マリが2ゴールを奪う活躍を見せ、後半42分に決めた母国の英雄FWパトリック・エムボマの“リフティングボレー弾”を彷彿とさせたゴールが反響を呼んでいる。

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 福岡はスコアレスで迎えた後半8分、MF金森健志がペナルティーエリア(PA)付近から豪快なボレーシュートを叩き込み先制。その後、徳島の攻勢を受けながらもリードを保ったなか同42分、途中出場のジョン・マリが貴重な追加点を奪うと、アディショナルタイムにも駄目押しとなる3点目を奪い、勝利を決定づけた。

 後半35分からの途中出場ながら、2ゴールを奪ったジョン・マリ。とりわけ、後半42分に決めた一撃が話題になっている。PA内で味方から浮き球パスを受けると右足でトラップ。そこからさらに右足でボールを浮かせ、華麗に反転して相手1人をかわすと、強靭なフィジカルを活かしながら徳島DFカカとのマッチアップも制し、右足シュートを突き刺した。

 この衝撃的な一撃にJリーグ公式ツイッターが注目。動画を添えて投稿すると、「フィジカルモンスター」「フィジカルが異次元」「これは理不尽」といった驚きの声が続々と上がった。リフティングをしながら相手をかわしてゴールを奪ったシーンが、母国の英雄FWエムボマの“リフティングボレー弾”を彷彿とさせたことから「これは…伝説のエムボマシュート…!」「エムボマ再来」といった反応も寄せられた。

 今季、中国の深圳FCから期限付き移籍で加入したジョン・マリは、第12節の浦和レッズ戦でリーグ戦初ゴールをマーク。抜群の威力を示した反転ボレー弾で特大のインパクトを放ったが、徳島戦で決めた1ゴール目もそれに劣らない衝撃を与えていた。

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