ハリルJ定着を狙うリオ世代のスピードスター 本田&香川からの刺激を胸に”共存”誓う

浅野がピッチ内外で日本の”Wエース”から学ぶものとは

 リオ世代のスピードスターが、日本の”Wエース”から大きな刺激を受けている。キリンカップ・ブルガリア戦(豊田スタジアム)の前日練習後、FW浅野拓磨(サンフレッチェ広島)がFW本田圭佑(ACミラン)やMF香川真司(ドルトムント)らから、プロとしての姿勢とプレー面の両方をつぶさに学んでいると語った。

 先週までは手倉森誠監督率いるU-23日本代表の一員としてトゥーロン国際大会に臨んでいた浅野だが、バヒド・ハリルホジッチ監督にその俊足を買われてA代表選出を果たした。リオ世代ではMF遠藤航(浦和レッズ)、MF大島僚太(川崎フロンターレ)とともに貴重な時を過ごしているが、まず気づいたのはお互いを理解しようと話し合う機会の多さだったという。

「ピッチ上だけじゃなくて、例えば食事の時であったり、オフ・ザ・ピッチでもすごくコミュニケーションを取っているなと感じます。僕らはまだまだこの中で自分から話しに行くことができていませんが、周囲を見ていて感じる部分があるので、どんどんコミュニケーションを取っていかないといけないですね」

 そのなかでも長年にわたって海外で戦い、ゴールを求められる役割を担う本田の存在は、タイプは違えど浅野にとっては最高の教科書のようだ。「(本田と)話す回数は増えてきていますし、海外の話であったりは率直に聞いています。自分も『海外に行ければ……』という話をしたら、『早く出ることがいいんじゃないか』とアドバイスをしてもらえました」と、やり取りを明かした。

 

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