22歳ウーデゴール、レアルに別れ? 65億円の“完全移籍”でアーセナルに再加入か
レアルで序列を上げられず、昨季レンタルで在籍したアーセナルが急接近と海外報道
レアル・マドリードのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールは、アーセナルへの再加入へ急接近しているとスペイン紙「AS」が報じた。
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22歳のウーデゴールは、2015年に16歳でレアルに加入。その後、オランダのヘーレンフェーンとフィテッセ、スペインのレアル・ソシエダなどへ期限付き移籍を繰り返してきた。
昨季は開幕をレアルで迎えたが、ジネディーヌ・ジダン前監督の下で出場機会を得られず、冬の移籍市場でアーセナルへ期限付き移籍。プレミアリーグ14試合に出場(1得点2アシスト)して好印象を残し、アーセナルファンからは残留を望む声が挙がっていた。
カルロ・アンチェロッティ監督の就任で今季こそレアルでのトップチーム定着が期待されたが、プレシーズンで出番を得られずにウーデゴールは失望感を味わっているという。イタリア人指揮官は4-3-3システムを好んでいるが、中盤ではブラジル代表MFカゼミーロ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、元ドイツ代表MFトニ・クロース、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ、スペイン代表MFダニ・セバージョスのほうが序列が高い状況だ。
「AS」紙によれば、レアルとアーセナルはウーデゴールの移籍で急接近しており、移籍金5000万ユーロ(約65億円)程度での取引がまもなく完了する見込みだと報じている。ウーデゴールはレアル・ソシエダやアーセナルでの活躍で価値を証明してきただけに、「今、マドリードに居場所がなければ、一生居場所がないことを理解している」という。
移籍情報に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、自身の公式ツイッターで、アーセナルがウーデゴールの完全移籍での獲得に向けて入札を準備し、レアルも移籍にゴーサインを出しているとレポート。同選手は「(スポーツディレクターの)エドゥと(監督の)アルテタにとって10番のプライオリティー(優先事項)」だとしている。
“エル・ブランコス”での活躍を夢見て数年間の“修行期間”に耐えてきたウーデゴールだが、ついにマドリードから離れる時が来たようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)