韓国代表エースが衝撃の造反劇! 途中交代に激怒し、タオルを投げつける

募る苛立ち「プレミア1年目は期待ハズレだった」と告白も

 こうして不満を爆発させたソンだが、最近は逆風が吹いている。昨夏3000万ユーロ(約37億円)もの移籍金でレバークーゼンからトットナムへとステップアップを果たしたものの、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の信頼をつかみきれず、今季は4得点に終わった。ソン自身も「プレミアリーグ1年目は期待に見合わなかった」と悔やむシーズンとなった。

 またレバークーゼンのルディ・フェラーGMからも、「ソンに対して悪い感情はない。ただ、実際に彼が去ってくれたおかげで、チームは良くなった。ありがとうという気持ちでいっぱいだよ」とまで言われる始末。だからこそ親善試合とはいえ、スペイン相手の一戦に期するものが大きかっただけに、感情が爆発してしまったのだろう。

 同紙も「シュティーリケ監督もソン・フンミンのためだけの戦術は採用していない」と指摘するなど、ソン擁護の立場はとっていない。元韓国代表のレジェンド、パク・チソン氏からは「アジア最高の4人のプレイヤー」として同僚MFキ・ソンヨン(スウォンジー)、そして日本代表MF香川真司(ドルトムント)とFW本田圭佑(ACミラン)とともに名前を挙げられたこともあるソンは、韓国代表で信頼回復を果たすことはできるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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