バルサ退団のメッシ、新天地にリーガ強豪浮上? ”サプライズ”の可能性を海外報道

バルセロナを電撃退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナを電撃退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

PSG移籍へ合意間近と報道も、アトレティコが"待ったをかける"可能性を海外指摘

 バルセロナを電撃退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの去就について、アルゼンチンメディアは新天地候補として、アトレティコ・マドリードが名乗り出る可能性を報じた。メッシ獲得を巡っては、潤沢な資金を誇るパリ・サンジェルマン(PSG)の1人勝ちの様相を呈しているが、「サプライズを起こすためのカードがある」と指摘している。

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 メッシは昨季限りでバルセロナと契約満了となり、書類上は7月1日から無所属に。契約延長へ合意することは既定路線と見られたなか、クラブは5日、リーグ規定のサラリーキャップを満たせないために退団すると発表。バルセロナは、新戦力の登録ができない状況にあり、すでに契約の切れていたメッシは新戦力に該当するため、契約で合意しても、この金銭的な問題が解決しない限りは登録できなかった。

 メッシの新天地候補としてはこれまで、マンチェスター・シティとPSGが有力な移籍先として挙げられてきたが、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が撤退の意向を明言。カタール資本の豊富な資金力を持つPSGがメッシ獲得へ大きく近づいており、交渉に近い関係者も合意間近であることを認めたと海外メディアが報じているなか、アルゼンチン紙「Ole」はアトレティコが”待ったをかける”可能性を指摘している。

「PSGは非常に接近しているが、アトレティコ・マドリードにも注意が必要だ。(ディエゴ・)シメオネのチームは、財政的にも厳しい状況にあるが、リーガ・エスパニョーラとの関係は良好で、リーガの権利の10%を高額で購入するCVCとの契約から資金を得ることができる。コルチョネロ(アトレティコの愛称)には、最後の最後でサプライズを起こすためのカードがあるのだ」

 リーガはスポンサー契約など商業面を手掛ける新会社を設立し、これにCVCキャピタル・パートナーズが10%出資。この資本参加による背景もあり、アトレティコがメッシ獲得のサプライズを起こすというのだ。もっとも、記事では「アルゼンチン人監督はなんとしても彼を欲しがっている。ただ、メッシがバルセロナ以外のシャツを着てスペインでプレーすることは想像しにくい」と実現性に乏しいことも綴っているが、果たしてメッシは来季、どのクラブのユニフォームを身に纏うのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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