「ブレーンになるタイプ」と浦和監督が期待 MF平野佑一を獲得、FW補強にも含み

本職FWの枚数が減ったなかで「武藤、杉本の穴を埋める補強ができるか」

 最前線でプレーするタイプの選手は、FWキャスパー・ユンカーとFW興梠慎三の2人になった。中盤を主戦場にしつつ最前線のプレーをこなす選手もいるが、本職の枚数は減った。それだけに指揮官は「夏のウインドーはまだ開いている。武藤、杉本の穴を埋める補強ができるかどうかもある」と、含みを持たせた。

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 9日の北海道コンサドーレ札幌戦で中断明け初戦を迎えるが、五輪で日本代表が3位決定戦まで勝ち残ったこと、ショルツの入国後14日間の隔離を終えて合流するのが7日であること、平野の獲得発表が6日だったことを踏まえても、実質的に即戦力として出場する可能性があるのは江坂のみになる。それだけにロドリゲス監督も「新加入はいるが、まだ合流していない。連戦で試合も多く練習が少ないなかでどうやって彼らが上手くチームに合流するか心配している」と不安を話した。

 とはいえ、その新戦力たちが本格的に合流して融合を果たせばチーム力が一気に高まる期待感を持たせているのも事実。アタッカーの補強があるのかどうか、新戦力の順応がどれだけのスピードで進むのかという点に注目したいところだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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