蛇柄、ストライプ、3本ライン… 「21-22シーズンベスト5ユニフォーム」を英選出

ヨーロッパ各チームの新ユニフォームデザインに注目【写真:Getty Images】
ヨーロッパ各チームの新ユニフォームデザインに注目【写真:Getty Images】

インテルのホームユニフォームがベスト認定

 欧州のサッカーシーンは、2021-22シーズンの開幕に向けてプレシーズン期間がスタートしている。来季に向けて各クラブの新ユニフォームが発表されているなか、英メディア「Sportskeeda」が「21-22シーズンベスト5ユニフォーム」を格付けした。

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 インターネット上ではデザインのリーク情報が出回るなど、毎年クラブチームの新ユニフォームはサッカーファンの注目のトピックの一つだ。

 ランキングの5位はナイキ社のジョーダンブランドが採用されているパリ・サンジェルマンのホームキット。メインカラーはネイビーで、首元や袖の部分に赤と白のアクセントが効いている。昨季までの特徴的な赤白のストライプ柄はなくなり、よりシンプルなデザインとなっている。

 4位はアディダス社のレアル・マドリードのホームキット。伝統の“エル・ブランコ(白)”をベースに、スポンサーネームとアディダスの3本ラインがブルー、ブランドロゴがオレンジで配色されている。

 3位はアディダス社のアーセナルのアウェーキット。近年は定番になったイエローが今回も採用されており、記事では「カジュアルでクールな色合いのイエローで軽やかでリラックスした印象を与えている」と紹介された。赤と白のホームキットのデザインが流出した際にはSNS上で「アーセナルじゃなくてアヤックス」と不満の声も挙がっていたが、このアウェーキットはデザイン性が高く評価されているようだ。

 2位もアディダス社で、アヤックスのホームキットがランクイン。ヨハン・クライフらが在籍した1970年代の偉大なチームへのトリビュートデザインとして発表された。カラーはおなじみの赤と白がベースとなり、左胸につけられたクラブのロゴも70年代当時のものが使用されるなど、より伝統を意識したものとなっている。

 そして1位に選ばれたのはナイキ社が手掛けるイタリア王者インテルのホームキットだ。今季はブルー、ネイビー、ブラックの三色を組み合わせた蛇柄の大胆なデザインが目を引くものとなっている。デザイン発表時には胸スポンサーは空白だったが、新たに「Socio.com」がメインスポンサーとなることが発表された。

 記事ではインテルの新ユニフォームについて「ディープブルーの蛇革の衣装は世界のファッションの中心地にふさわしい」とその高いファッション性が評価されている。また、それだけでなく、95%のリサイクルプラスチックが使用された環境に配慮されたものであることも強調され、「2020年代のフットボールファションにおけるスタンダードになることが期待される」と絶賛されている。

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