バルセロナ、来季新戦力にポルトガル代表MF浮上 レンタル移籍の可能性を現地報道

EUROで活躍をしたポルトガル代表MFレナト・サンチェス【写真:Getty Images】
EUROで活躍をしたポルトガル代表MFレナト・サンチェス【写真:Getty Images】

EUROで躍動のMFサンチェスに熱視線? クーマン監督の要望に合致とスペイン紙指摘

 バルセロナが欧州選手権で評価を高めたリールのポルトガル代表MFレナト・サンチェスを獲得する可能性が浮上している。アトレティコ・マドリードMFサウール・ニゲスとフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのトレード案が進展していないこともあり、新たな中盤の補強候補として名前が挙がっているようだ。スペイン紙「AS」が報じている。

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 ポルトガルの名門ベンフィカ出身で、現在23歳のサンチェスは2016年に18歳でポルトガル代表デビューを飾るなど若くして注目を集め、同年にバイエルン・ミュンヘンへ引き抜かれた。その年の欧州選手権(EURO)ではポルトガルの初優勝に貢献し、大会の最優秀若手選手にも選ばれるなど強烈なインパクトを残した。

 バイエルンでは壁にぶち当たり、スウォンジーへのレンタルを経て、19年にフランスのリールへ移籍するなど苦難のシーズンを過ごしてきたが、20-21シーズンはリーグ・アン制覇を経験。さらに先日のEURO2020では前回大会に続くハイパフォーマンスを披露し、ポルトガルがベスト16敗退に終わったなかでも評価を高めていた。記事でも「ポルトガル代表で最も傑出した選手の一人だった」と称賛されている。

 バルセロナのロナルド・クーマン監督はシュート力があり、フィジカル面が優れたダイナミックな中盤の選手を探し求めているという。オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(リバプール→パリ・サンジェルマン)の獲得に失敗し、グリーズマンとのトレード案が浮上しているサウールの獲得交渉も停滞していることから、クーマン監督の要望に合致するサンチェスが補強候補として浮上しているようだ。記事によれば、買取オプション付きのローン移籍の可能性があるという。

 復活を印象づけたサンチェスは今夏に再びステップアップを果たすことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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