「マスチェラーノは非売品」 バルサがユベントス移籍合意報道を全面否定

スペイン紙報じる バルサ守備陣の要は「譲渡不可の選手」

 バルセロナの守備の要を務めるアルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノが、ユベントスへの電撃移籍で基本合意したとのニュースがスペインで報じられている。それを受けてバルセロナが「マスチェラーノ売却はあり得ない」と全面的に否定したと、現地紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールで形成する「MSNトリオ」の破壊力の陰に隠れるが、バルセロナに2010年から所属するマスチェラーノは、類稀な対人プレーの強さと危機察知能力を兼備してディフェンスリーダーとして存在感を発揮している。

 22日のスペイン国王杯決勝のセビージャ戦こそ、前半に一発レッドカードを受けて退場処分となったが、今季リーグ戦では32試合でプレー。最終ラインに安定感をもたらし、リーガ・エスパニョーラとスペイン国王杯の国内2年連続二冠に不可欠な存在だった。

 そんなマスチェラーノに目をつけたのは、セリエA5連覇中の絶対王者ユベントスで、バルサ以上の年俸を支払うことに加え、マスチェラーノ自身が希望している中盤での起用を確約したという。

 

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