気の早いスペイン紙が特集　“問題児”が今夏移籍した場合の後継者候補5人を予想

　レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは今季ベンチを温める機会が続いたこともあり、マンチェスター・ユナイテッドなどへの移籍話が取り沙汰されている。気の早い現地メディアは、ハメスの穴を埋めるビッグネームをピックアップ。スペイン紙「AS」は、「ハメスにとって代われる5人」を紹介している。

　ハメスは今季公式戦で8得点10アシストと数字の上では結果を残しているものの、ラファエル・ベニテス前監督時代には数々の素行不良が伝えられ、今年から指揮を執るジネディーヌ・ジダン監督の下では途中出場が増えて、レギュラーの座を奪えないでいる。

　その状況下で、肝煎りでハメスを獲得したフロレンティーノ・ペレス会長は「非売品だ」と放出を否定している。しかしジョゼ・モウリーニョ監督就任が間近とされるマンチェスター・ユナイテッドが6000万ポンド（約96億円）の移籍金を提示。またセリエA5連覇中のユベントスも獲得に乗り出しているとの報道も出ており、予断は許されない状況だ。そこで同紙は、ハメス移籍後の“銀河系軍団”に加わるかもしれないビッグネーム5人を予想している。

　まず1人目は、ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバだ。類稀な身体能力と繊細なテクニックを兼備する23歳だが、今年1月にはレアルが1億3300万ユーロ（約166億円）と、実現すればサッカー史上最高額となる超高額オファーを準備していると報じられた。ユベントスということもあって、ハメスを”トレード要員”とする手も考えられる。