パラグアイ戦で同点弾も課題を語った”ジャガー”浅野 「最後の精度を上げないと世界では戦えない」
原川のスルーパスから左足を一閃
U-23日本代表は21日、トゥーロン国際大会初戦でU-23パラグアイ代表と前後半40分ハーフで対戦し、1-2で敗れた。後半21分に一時は同点となるゴールを挙げたFW浅野拓磨(広島)は、「最後のクオリティーを上げないと、世界レベルでは戦えない」と、攻撃の最終局面での精度を課題とした。
試合は前半17分にパラグアイに先制点を許し、1点ビハインドで折り返す苦しい展開となったが、後半21分にMF原川力(川崎)のスルーパスを受けると、鮮やかなターンから左足シュートを放ってゴールネットを揺らした。1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選決勝の韓国戦で2得点を挙げた男が再び輝いた。
この浅野による同点弾で勢いに乗るかと思われた日本だが、後半30分に相手FWディアスに直接FKを決められてしまい、結局1-2の黒星発進となった。試合後にゴールシーンについて問われた浅野は、ラストパスの出し手となった原川との意思疎通が上手くいったと話した。
「原川選手がボールを持った瞬間に、スペースはなかったですけど、相手(最終ライン)と並んでボールが出てくればシュートまで行けるなと思っていたので。あとは原川選手から良いパスが出てきたので落ち着いて決めるだけでした」
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